優しさと愛

この世のすべてのものは

実は、誰のものでもないのです

 

そうです

すべては、みんなのものなのです

 

地球が誕生し、

人類が初めて誕生した頃は

枠も線も境も、何もありませんでした

 

お互いが喜び合い、

助け合い、ゆずり合い

慈しみ合い、深い思いやりの心でつながり

 

結ばれていた遠い昔

 

人間同士が争うなどありませんでした

 

人間は、生まれて来た時からの悪人など

一人もいないのです

 

愛情の不足、貧困、差別意識

嫉妬心、束縛・・・

 

人間の心は、その環境により

悪く変化してしまうことがあります

 

武力で押さえつけたり、攻撃したり

憎しみを増大させていくばかりでは

争いはなくなることはありません

 

今、この時代に必要なことは、

人間の心の教育ではないでしょうか?!

 

相手に見返りを求めていませんか?

 

見返りを求めて

嫉妬が生まれ

疑いや猜疑心が増大し、不平と不満が

増幅していませんか?

 

裏切られたと思うかもしれませんが

気付かずに、誰かを裏切っていたかもしれません

 

傷ついたと悲しんだりするときが

あったかもしれませんが

知らずに人を傷つけ

悲しませていたのかもしれません

 

人は気づかずに、

人を苦しめてしまうこともあるのです

 

人を恨んだり、憎んだりするのではなく

その相手が本当に幸せになっていることを思うのです

 

その相手が心の底から笑っている

姿をイメージしてみるのです

 

この世から争いや戦争をなくすためには

さびしく冷めた人間の心を

 

どこまでもどこまでも、

優しさに満ち溢れた愛で

包み、溶かしてあげる他はないのです

 

それは、心の革命とでも言えましょう!

 

それこそが、戦争をなくす

唯一の道と申しても

過言ではありません